大人銀行
母体が日本国の銀行は日本円を専門に扱う機関であり、取り扱う外貨はあくまで商品である。
ひょんな事から海外に出かける事が決まり、そのため本のしおりや棚の肥やと化していたUSDを活用する気になった。
かき集めてみると結構な額になった。
ところで。
USAが2010年4月頃にお札を刷新した事は知っていた。
ブルーバックスの偽札問題はよほど深刻だったのだろう。
調べてみると、旅先では改訂前の古い米ドル札は使えない可能性が極めて高いことがわかった。
やはり交換してもらおう。
と、単純な発想で身近な銀行に行った。
一応、窓口の方にたずねてみたところ
「新札への交換はしておりません」
との事だった。
あくまでも「商品」として売っており、日本国内で流通する「貨幣」ではないのである。
子供銀行のように安易な交換システムはない。
そこで、いくつかある選択肢を検討してみることにした。
検討1.古いUSDを売る→日本円で新しいUSDを買う
検討2.外貨口座を開く。そこにクレカを付ける。※現金の引き出しには毎回そこそこの手数料が発生する。
情報を収集して5秒ばかり悩むふりをした。
しかし、こちらは急ぎである。
2〜3日で為替市場に劇的変動があるとは思えない。
あるとすれは、好転より転落の確立が高そうだ。
満額ではないが、$を売った。
ここで偽札鑑識機の出番!
96年版は問題なし。
85年版は設定変更してOKに。
77年版は設定変更してもNG。
古すぎて識別が出来ないため、買取不能との事。
77年版については致し方ない。
USAに行けば普通に使える可能性はある。
普通に使えなくても米国の銀行で交換してもらえる可能性はある。
少ない枚数なら記念にしても良し。
本のしおりにしても良し。
そこで気になった事が一つ。
米国の金融機関の日本支店では交換してもらえないのだろうか。
Googl先生に米国銀行の日本国内の出店状況を問合せした。
(以下結果レポートは2012年1月現在の情報)
1.メリルリンチは証券会社。USDのエックスチェンジのサービスはしていそうにない。
2.バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ東京支店は、総合金融サービスの会社と謳っている。
もしかするとUSDの新札交換もしてくれるかもしれない、と思ったのもつかの間。
よく見ると三菱UFLメリルリンチPB証券というやたら長い名前がついている。
庶民的な仕事はしていなさそうな雰囲気満々である。
3.ニューヨーク銀行東京支店は、ウェブサイトが色々リンク切れだらけで詳細不明。
4.ユニオンバンク東京支店は三菱UFJフィナンシャル・グループ...。
以下略。
大人銀行をたっぷり満喫した。
- [2012/01/30 21:50]
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