タガネを研ぐ事 

タガネを研いで、思うこと。
片切やポンチはともかく、毛彫りの左右の両刃の角度がスマートに出せるようになるには、どのくらい時間がかかるのだろう。
個体差が多いので一概には処理できない、という現状は横に一旦放置して。
「スマート」というあたりから検証しようと思った。

「スマート」にできるのは、運動としては「習慣化された運動」のレベルのような気がしてきた。
ただし、単純に自転車に乗ることや水泳するような「長期記憶」+「手続き記憶」だけでは無さそうな....。
面を平にするのは、「長期記憶」かもしれんが、角度やら力加減やらのコントロールは「手続き記憶」なのだろうか。
サイズがミニマムなだけに仕事の内容が繊細だから、そのぶん時間がかかるということだろうか。
研ぐ角度や必要最低限の力加減については、毎日やっても半年〜2年近くはかかるのか?
己の精度を上げるのだから、そのくらいはかかるだろう。
どちらにしても体に染み付くまでには「スマート」にはできそうにない事は良く分かった。
「長期記憶」エリア+「手続き記憶」に研ぎ情報が根っこ張るまで辛抱強く研ぐしかあるまい。

ふと気がついたこと。
幅1.9mmの広い面積のものを研ぐときは、接地面が広いため、研ぐ感覚が良く分かる。
幅0.3mmの狭い面積のものを研ぐときは、接地面が狭いため、偶然研げる率が高いが、設置面積が狭いため、あっと言う間に曲がってしまうのも事実。
 

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