金環食の準備中 

カメラ→ローパスフィルタを掃除しておきたい。
三脚→あるもので我慢。
レンズ→ぽちったモノがキタ!
フィルタ→うっかり買ってしまった。

あとは晴れさえすれば…。
 

未明の愉しみ 

草木も眠る丑三つ時。
ご近所迷惑にならないよう、音の小さな作業をする事がある。

例えば、刃物を研ぐ事。
シブタ、片切り、丸などのタガネ。
材質は赤、青、超硬、頻度によりばらばらだ。
赤はメンテの頻度が高い。
が、赤がよく研げる時は他の材質のものもスムーズにできる。

ほかにも、ワックスや粘土を削る事もある。
地金に下書きをして、朝まで寝かしておくこともある。

しかし。
実際に一番頻度が高いのはキーボードを叩く事だ。
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真鍮焼き鈍し画像2 

樫の木槌と心棒で焼き鈍した真鍮角棒(長さ160mm、幅10mm、3mm厚)をバングルに丸める。
セオリー通り端から丸めていく。
真鍮の平角棒3mm厚をバングルに加工1

厚み3mmのモノは、何回ほど鈍すのか。
それがこの記録の趣旨である。
厚み3mmのシルバーを23号のリングに丸めた時は、通算3回鈍した。
バングルはリングに比べればカーブがゆるいので1回で終わるか、2回になるかが焦点だ。

端はまじめに木槌で叩いたが、センターは手で曲げてしまった。
しかし。
もうちょい、と言うところで硬くなり叩けどもウンともスンとも曲がらなくなる。
真鍮の平角棒3mm厚をバングルに加工2

ここで再度焼き鈍す。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し6

耐火煉瓦に斜めに立てかけてバーナーでぼぼぼぼぼっ。
全体がぼんやり赤くなったら30秒キープ。
焼き鈍しの手順は
http://7co3po.blog28.fc2.com/blog-entry-470.html
または
http://7co3po.blog28.fc2.com/blog-entry-345.html
のようにテキトウに書き殴った有様である。
慣れは怖い。いい加減さ加減が増してゆく。

焼き鈍して、放置・徐冷または赤みがひいてから急冷。
※急冷と放置の徐冷ではどちらが柔らかくなるかそのうち実験予定。
 どちらでも曲がるが、はやり気になる。

再度心棒にあて、今度は全体を木槌でばこばこ叩いて整える。
真鍮の平角棒3mm厚をバングルに加工3

何となくぴったりのような気がする。
3mm厚の真鍮でバングル程度は2回。
4mmも2回でなんとかなるかも知れん。
5〜6mm厚では3〜6回目程度の鈍しが必要だろうと予測。
何にせよ、厚みがあるぶん端を曲げるのが大変そうだ。

今回は以上で由としよう。
 

真鍮焼鈍画像1 

真鍮を焼き鈍した。

ついでに画像も撮ってみた。
手慣れてはいるがやや大きめのコンデジで、片手でどの程度撮れるか試してみたのだ。
折角なので証拠をブログに曝することにした。
勿論、後日忘れた頃の自虐ネタにするためだ。
蛇足的に付け加えておくが、バーナー片手に写真など撮るモノではない。
まして暗い室内で三脚を使用するなど、危険極まりない。
そんなスタジオのストロボ撮影的な事は専属の照明係が居てこそできるものである。

常識的に火傷や火事を回避するなら、アホな事はするものではない。
よい子は絶対にまねをしてはいけません。

1.準備:
・バーナー(温度1500度〜程度のもの)
・耐火煉瓦(今回は2枚。火事を出さないためには周りも囲うべき)
・真鍮平角棒(長さ160mm、幅10mm、3mm厚)
・水を入れた大きめのボール(真鍮の棒が水没するくらい)
・大きなピンセット(耐熱仕様が望ましい)

真鍮の棒は火の回りが良いように斜めに立てかける。
むぅ、ガス台が小汚い。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し
ISO感度:200|絞り:F4.3|シャッター速度:1/5|両手使用


2.焼き鈍し:
バーナー着火。真鍮棒をあぶる。温度は色で見るので消灯。
大物をなます場合、バーナーは火力が必須。
低温のバーナーでは時間をかけても温度が上がらない。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し2
ISO:200|絞り:F4.3|シャッター速度:1/2|片手

全体が均一な暗い赤、赤茶、鈍い赤褐色、はたまた遙か彼方の赤色矮星程度の色イメージになるようにバーナーを動かし全体をあぶる。
注意点:速すぎてはあたたまらず、ゆっくり過ぎては一部だけ赤くなりすぎ、最悪の場合は熔解する。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し3
ISO:200|絞り:F4.3|シャッター速度:1/2|片手

↓↓↓↓緊急事態!赤過ぎ状態に。温度上げ過ぎは禁物。
こんな時はバーナーをモノから外して温度が下がるのを数秒待つ。(耐火煉瓦をあぶる)
心配な場合は耐火煉瓦を多め厚めに敷く。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し4
ISO:200|絞り:F4.3|シャッター速度:1/1|片手。1秒ではさすがに酷いボケブレ画像

角棒が全体が均一な暗い赤の状態を30秒程度維持する。
30秒程過ぎたら、まず電気をつける。
それからバーナーの火を止め、安全な場所に置く。
ゆっくり置いて良い。
赤みがひくまで放置して待つ。
真鍮の平角棒3mm厚を焼き鈍し5
すすけて黒い。が、気にしてはいけない。銅はもっと真っ黒になる。

赤みがひいたらピンセットで真鍮の棒を水桶に投入。
尚、小さなピンセットでは落下の危険が伴うため、事前にピンセットで移動のシミュレーションをすると良い。
実際に600〜400度近いモノが落下すると、床が溶けたり焦げたり、マットが燃えたりする。
足に落ちれば火傷になる。

投入時には角棒全体が一度に入るよう横長の状態で入れる。
じゅ!!!
と水滴やら水蒸気が飛び散るので、回りはかたづけておくことが大前提。
撮影はレンズ保護のため当然、中止だ。
 

ブツ撮りメモ 

忘備メモ

・RAW現像ソフト:RawTherapee 微調整してから現像ができるのでかなり良い
・レンズ:シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG 解放F値2.8と最小絞り値F45が決定打。
 被写界深度のコントロールとぼけ足感が良いので撮影技術が上達したような錯覚を覚えるほど。
・補助ライト:サンテックライト PL130 窓からの自然光の陰消しや逆光など使い方は様々。
        :その他、小型のライトボックスを活用する方法もある。無陰撮影の際にはあると便利。
・撮影ボックス: 光が回り込むので小さいものがあると便利。エツミのドームスタジオSで十分。
 地金や石の面の反射を抑えるのに必要。

鏡面仕上げのモノに己やカメラが映り込むのが嫌なら影取用のストロボディフューザ−を装着しても良い。
それでもレンズは無様なしみのように映り込む。
シフトできる蛇腹が装着できればベストだが、遠い先の話だ。
アオリのできる機器のセットは趣味で、野望で、浪漫で、金銭問題でもある。

そのほか、長時間露光には三脚が必須。
ローアングルでも使えるベルボンのCX460miniはMACROの50mmとの距離感が良い。
カメラ本体のレリーズが使えない、またシャッターのリモコンを忘れた時にはセルフタイマーを活用

そんなところか。
何か忘れているかもしれない。
まあ良しとしよう。